Harvest before rain.


いつも通り、強は雨の降る前の日なので忙しかった。やっぱり、テンションがあがった。花を摘んで部屋に飾り、ハーブや野菜も収穫して料理の下拵え。4月に入って2週間を過ぎてもまだ朝は0度になる日があって、太陽の暖かさがないとまだ1日中寒い。明日も肌寒いだろうな。薄手のカーディガンや暖かい飲み物がいる。そういうのがワクワクする。

緑なんてこの世から消えてしまったのかっていうぐらい、雪で真っ白だった目の前の景色に、今度は地上の白は全て空に舞い上がって入ってしまったのかっていうぐらい、土や草木の色でいっぱい。毎年、未だにこのモノクロームからカラフルな世界にかわる季節の間は感動の連続で外の景色から目が離せない。

球根を植える時、こんなにカサカサで来年もまた咲いてくれるかなと不安になる。4日前に蒔いた人参が収穫できたら、今年の秋にはそんな不安はきっと感じなくなっていそうな気がしている今年の春。 
また来年、春が来たら知らせてね..とアラームをセットするかのように植えている気がする。今日、ここで花を摘んでいた自分が、どこか信じられないような、やっと本当の自分でいるような、どことなくホッとしいる最近。母国にいて、初めて自分らしく在れている安堵感を感じている。ちょっと不安を感じているのは、暖かくなるとでてくる虫達のこと。ここは山だから見たことのない大きな虫が飛んでくる。樹木ですら倒してしまう、かみきり虫、カナブン...それ以外にも知らない虫でいっぱいになる。
毎日、1枚は庭の写真を撮っているけれど、これが今日、自分の過ごした時間の一部だと1日を振り返ると...やっぱり amazing2月には頭の中にしかなかった景色が目の前に現実になってきて...明日が楽しみなのは、植物達のおかげだ。早く寝て早く起きよう。朝日の中で、霧の中で、朝露に濡れている植物は最高だから毎朝見逃したくない。そして小鳥達の声を聞きながら、愛猫 Lady Chocolate と。Hot Chocolat もきっとどこか近くで山の朝陽や草木の間を楽しんでいるにちがいない。

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