Eggplant

茄子の苗の植え付け

ここは街中とは違って小さいけれど山の頂上。すぐそこに清流が流れ真夏でも木陰は涼しい日々。そんなここも、ようやく最低気温が 10℃ 以上になり、10℃をきることがなくなってきた。だから、ついに、やっと ! 茄子の苗を植えた。難しいと聞いていたので予習を心の助走がわりに野良仕事の手順をノートに書き、寝る前にシュミレーションして。
昨日はとても良い雨が降ってくれたから、水やりは休み。茄子の植え付けに集中できた。


早朝から夕方までと、一番陽あたりの良い場所に植えた。根はまっすぐ下に伸びるらしく、人参の種を蒔いて発芽までの思いがあったから、より丁寧に土に時間と手間暇をかけた。水はけ、保水力は抜群。雨の降る日の前夜に、剪定、開拓してでた落ち葉、枝や根っこを燃やして灰にした草木灰を混ぜた土。
茄子には仕立て方があるんだって。トマトみたいに。3本仕立てはかわいくない。2本仕立てというのにした。頭の中では1本のイメージがあった。しかも昭和体系の身長と同じ高さかそれ以上にのびるということにびっくりした。
茄子の葉脈の色と葉の色の綺麗なコントラスト。葉っぱの葉脈に棘がはえていた。すごい。きっと身を何かから守るためにそんなところに棘があるのかしら?そうは思えない!

由充子、茄子の苗を植えながら妄想していた、雨の次の日の夏のようなサタデーモーニング。

きっとこの棘は....
今は人間が食べるから、収穫しやすように支柱だとか仕立てとかいうけれど、もともと植物。支柱無しではえて実ををつけていたよね。インドで  ( 茄子はインド原産  ! )。きっとね、昔々、この棘に自分の次から生えてきた葉っぱや仲間の葉や茎、いわゆるわき芽などが突き刺ささり、他の草木に刺さりつかまって上までのびていっていたんじゃないかしら!? そうやって実ったものが地面につかないようにのびていったんだと思う。自作自演ロッククライミングっていうか、登山の時のピックみたいなもの。
ジャックと豆の木みたいに、自力で空まであんな風に蔓でのびていけないのかしらトマトや茄子は。人が食べる前にはきっと棘を使って他の草木につかまりのびていったと思う。

そんな空想、妄想して茄子の植え付けはランチタイム前に終わってしまった。
前日が雨で水をしっかりあげておいてくれたので、2時間弱は他に手がまわせる。

かぼちゃが今のところ問題よ。 蔓が伸びる様子がなく、小さいままのかぼちゃの苗は雄花をたくさんつけ、昨日、雨の中で咲いていた。空豆は思ったよりアブラムシがついていなくて順調。その他の野菜を観察しながらメンテナンスと、予習する課題をメモして...
ランチはかぼちゃクリームにくるみをまぜたパスタを食べた。食べ過ぎて夕飯を抜いた。

Comments

Translate