Spinach sprout dancers.


今朝も、外の猫の飲み水やアンティークのボトルに活けた草花の水が凍っていた。初霜や雪のマークがウィークリーウェザーリポートにつき始めてから、早朝ベッドから出たらまず先にガウンを羽織ったらコーヒーもたてず、玉ねぎやほうれん草の発芽した小さな畑をみにいく。寒さに強いとは書いてあっても、寒さって...って...ここは北欧並みの雪や霜柱。知識が少なくっても不安になってしまう。霜よけを開けてみると、双葉や本葉の広がる様は、太陽をスポットライトのように浴びるダンサーみたい。私の知識や経験が少ないことによる過度の心配をよそに元気でいてくれている。

じょうろの中の水も凍りかけていた。氷の蓋を割ってとり出し、太陽にかざすとなんとも美しい。決まってやってしまう。ふと我にかえり、寒さを感じたら、次は自分の世話。コーヒーの湯を沸かしながら、種の保存方法の一つに、冷凍保存と書いてあったのを思い出した。きっとこの寒さの厳しい場所では、種は自然に冷凍保存され、陽が届いた時、地中の温度が上がり、発芽するまで水分を切らすことなく生きているのだと思った。

種の蒔く時期が種のパッケージに書いてあった。私はだいたい、そういうのは事を終えた後に読んでしまう。自然に生えていたら実が落ちて土にかえる時、熟した実を鳥が食べて、糞をして発芽っていうような時、花が咲いて枯れて種が散る時... etc が種の蒔く時期だろうと想像。間違いではない。自然界でいうと種が蒔かれる時とは...花や実の落ちた後。

とにかく、植物達は人間の自分勝手さに翻弄されてもきちんと自分のできることを知っていて、そこだけを目指し、生きている。理不尽に理不尽を重ね重ね起こされても、自分の名前や何ものなのかなんてことより、自分に何ができるか、いつ芽吹き、花を咲かすのかをわかっていて感じとりながらいきている。最後にはこういうことができるのが自分であると凛としている。植物はきっと恋愛上手に違いない。種一つに生き方のバイブルが詰まっている。

ほうれん草の発芽したこの 長い葉っぱも、なぜ長いか意味があるんだろうな。それを想って色々考えを繋げると、答えは Just Do It. となる。

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