Spinach sprout in the snow.


まだ朝というには夜中のようにくらい朝、外がうっすら光っているように見えた。下弦の月灯りにしては満月の夜のように明るいなと思い、外を見ると...雪が私の景色を全て覆っていた。びっくりした。クリスマスより早く雪が降るなんてどれぐらいぶりだろう....
ヨーロッパで冬を過ごすことがないここ数年、日本はほとんどクリスマスに雪が降っていたと思う。太陽がベッドルームまで届くと、雪や凍った水はとけはじめるけれど、朝陽の中雪はキラキラとふり続けて、今日の雪をとかせたのは、3時のティータイム頃だった。

雪が降ったり、風が強かったりすると、真っ先にショコラが心配でたまらなくなり、涙がでてくる。それは雨が降って虹がかかるのと同じようなことだから別にいいんだっ。

玉ねぎやほうれん草、グリーンピースや空豆など発芽したこたちみんなを見てまわり、ほっとする。元気でいてくれること、本当にそれだけで私は笑顔になれる。私に媚びない、私に甘えない、ありのままで元気に駆け回っている姿を見るだけでワクワク幸せな気分になれる。そして時間の許す限り見ていたい。

玉ねぎは畑の斜面に蒔いた種も発芽してくれた。そして私の集めた落ち葉のマルチングの中で細くても綺麗な緑色に輝いている。蒔いた種、みんな発芽してくれたんだと思う。玉ねぎやほうれん草の発芽したこたちを見ていると、彼らは寒さに強いのではなくて、寒さが好きなのでは....と感じるこの頃。

温室の中で育ち始めたほうれん草、とっても 綺麗で眺めて時間があっと言う間に過ぎていく。春もすぐだよ!長く感じるだけで、長くない。

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