Harvest my organic Red onion.

冷涼な地域に適さない赤玉葱の種蒔きから収穫。Harvest Red onion.

待ちに待った、赤玉葱の収穫。まだ葉っぱが青々としていて、収穫時期を知らせるサインがない。雨で倒れた葉っぱのこはいくつかあるけれど、葉は綺麗な青い葱のまま。
丼の溶き卵に時々みじん切りにして混ぜるけれど美味しい。

種を蒔いてから10ヶ月、気持ちはハッピーニューイヤーを迎える気分。だってこの赤玉葱を収穫し終えたら次の夏野菜が待っていて、それを収穫するのは秋。
ここは冷涼な地域だから8月に通常の秋蒔きの種を蒔かないと間に合わない。
目まぐるしく季節はかわり、時は流れ走りぬけるように、人類の暦で1年が始まり終わる。

赤玉葱は保管が長くできないのでピクルスにしたり、切ってすぐサラダにして食べる。
化成肥料、黒いマルチなどの園芸資材を使わないことと、赤玉葱にとっては冷涼な地域で適材適所ではないことが原因なのかは定かではないけれど、見慣れた赤玉葱の大きさではないような気がする。今年は白い、冷涼な地域に適する玉葱の種を蒔こうと思った。

それでも猫のひげのようだった発芽した頃の赤玉葱が、こんなに丸くなるなんて不思議。
収穫している途中から頭の中は色々なレシピがグルグル走り回り、とても食欲を噴火させるようないい香り。葉っぱもすぐに刻み下拵えし、この雨の間の料理を楽できるようにしておいた。

赤玉葱と越冬するのは今年で3度目を迎えることになるけれど、仲間が畑にたくさんいて心強い。種を蒔いてから10ヶ月。赤玉葱の収穫を終える頃、私の新たな一年はまた始まろうとしている。

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