Winter warmth.
この冬、ちゃんとつもった雪は今朝が初めてだった。
昼間だけは太陽が照っていると小春日和。
今年は暖かな冬のわりに、外にいる時間が、短いような気がする。
3年目の菜園で段取りがだいぶ良くなったから、4年目の今年は
スタートが楽になった。
あくまで、気候が古き良き時代のままであってくれないと困る。
私はまだ漕ぎ出した小さな船で出発したばかりなのと変わらない。
風が吹いただけでビクビクする。
それでもこの小さな船を漕ぎつつけるのだけれど、
異常気象とか環境破壊は、冒険の物語でいうと
火を噴くドラゴン、頭が二つで尻尾の先が尖った奴。
雪の下で甘さを爆発させている野菜たち、一生懸命に見えない土の中で。
土の暗闇と、雪の冷たさと、それらを包み込む冬の寒さの心は
愛を感じる。
初めて玉ねぎを種を蒔いて育てた時、霜除けのトンネルを毎日
開けたり閉めたりしていた。トンネルの中だけはどんなに雪がつもっても
土はふかふかだったのが懐かしい。
野菜の感じる寒さと、私の感じる寒さと、
土と冬の温度。
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