A bird does not foul the nest that it is about to leave...is ECO.

立つ鳥跡を濁さずは本当に環境に優しい暮らし方

 電気は通っていて、裸電球、間接照明はあるものの、 

あいかわらずこの20年近くカーテンのない生活。 
どこへ住んでも、空調設備には恵まれないけれど、
窓とそこからの星空や月明かりには恵まれているから。 

寝ながら、流星群や特別ではない年でもない日に見える流れ星、 
満月のまわりにだけみえる夜空の中の青空... そして夜中に飛んでいる鳥もいる。 
カーテンを閉めるのはもったいない。

空模様を眺めながら寝るのが楽しい。 

日の出から日没までが半日。 
星明かり、月明かりしかない山の天辺だから、虫を寄せ付けないように、 
明かりが必要なことを、お風呂や夕食の片付け、夜のティータイムの準備など、
日没までに全て終える。 

日が暮れたら別世界の半日が始まる。
真っ暗な中で集中力が高まる。 デザインワークのスピードが昼間よりも早い。 
私のデザインのモデルたちは菜園で育ち、私が収穫して食しても、生き続ける。
私と一緒にどこまでも。
いつまでも。 

何かを三日坊主ようにカスタマイズしての持続可能な環境に優しいとかかんとかではなく、
引き算して慣れるように生きていくのが立つ鳥跡を濁さず、自由に飛んでいける。
慣れるように生きていこうとするのは、愛がないとできない。

自由って自分勝手とは違う。

 限界を乗り越えた先にちょっとづつ広がっていく居場所。

立つ鳥、そのあとを濁さない....それが優しい。みんなに。

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