ミニトマト ヨーロッパの菜園を想い出す
大昔に南米のアンデスから地中海へ
渡ってきたばかりのトマトは、そのあまりに鮮やかな
赤色から「毒がある怪しい果実」だと怖がられて、
長い間、ただの観賞用、庭の飾りに
されていたのですって。
そんなトマトの運命を変えたのが、
まさにイタリアやフランスの「菜園のシェフ」たち。
「こんなに美しい実が、美味しくないはずがないわ」
そう信じた宮廷の料理人たちが、長い年月をかけて
何度も何度も、美味しくなるように、そして愛らしく
実るように、情熱を注いで育ててまいりましたの。
イタリアにトマトが伝わった当時、その美しさから
イタリア語で Pomodoro (ポモドーロ)黄金のりんご と
名付けられましたの。
最初は黄色い小ぶりな実(今のミニトマトに近い姿ですわね)
だったことから、そう呼ばれたそうよ。
最初は怖がられていたトマトですが、
ナポリの料理人たちが熱心に研究を重ね、
18世紀頃に「パスタのトマトソース」を大発明いたしました。
ここからトマトはイタリアのソウルフードとなり、
どんな小さなお家のポタジェ (菜園)でも、
自家製の美味しいソースを作るために必ず
トマトが育てられるようになったのですって。
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